熱中症にご注意!

OOK863_neccyusyou_TP_V暑い夏になると気をつけたい症状はさまざまありますが、なかでも注意が必要なのは熱中症です。

熱中症とは、熱い環境において身体適応の障害によって起こる状態の総称のことをいいます。

脱水による体温上昇と、体温が上昇することによって起こる臓器への血流低下と多臓器不全で、表面的な症状としてはめまいや失神、頭痛や吐き気、強い眠気に気分が悪くなるほか、体温の異常な上昇、異常な発汗または汗が出なくなるなどの症状が引き起こされます。

酷い場合には死亡する危険性もあり、死亡に至らなかった場合でも脳機能障害や腎臓障害の後遺症が残るケースもあるため発症した場合には適切な処置をしていくことが必要です。

 

熱中症の分類としては、皮膚の血管が拡張することによって血圧が低下し、脳の血流が減少することで起こる「熱失神」は脈が速くて弱くなり、めまいや一時的な失神、顔面が蒼白になるという特徴があります。

「熱けいれん」は、大量に汗をかいて水だけを水分をして血液の塩分濃度が低下しているときに足や腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。特徴としてけいれんと筋肉痛、手足がつるという症状が現れます。

「熱疲労」になると、大量の汗をかいて水分補給が追いつかない、脱水症状になること症状が見られるようになります。全身の倦怠感、悪心・嘔吐、集中力や判断力の低下などが特徴です。

「熱射病」は体温上昇のために中枢機能に異常をきたしている状態です。意識障害が見られたり、ショック状態になることもあるため注意が必要です。体温が高く、意識障害があり、呼びかけや刺激に対して反応が鈍く、言動が不自然でふらつくなどの特徴が出てきます。

 

それぞれの症状に対しての処置としては、熱失神や熱疲労に対しては外なら日陰、建物あるならエアコンが効いた室内などの涼しい場所に運んで、衣服を緩めて風通しを良くします。泣く名状態になるようにベルトなどを緩めて、ネクタイなども外します。タオルを濡らして顔や手足に当てたり、団扇などで扇いで身体を冷やしていきます。とくに首や足の付け根などには太い血管があり、ここを冷やすことで体温を下げられます。水だけではけいれんが起きてしまうこともあるため塩分の含んだ市販のスポーツドリンクなどで水分補給していきます。

熱けいれんの場合には、塩分を補給していくことが大切になります。1ℓの水に対して9gの食塩を入れた生理食塩水を作って飲むことによって回復させることができます。

熱疲労の場合には、脳に血液が回りにくくなっている状態です。脱水症状に気をつけながら足を頭より高くあげて休ませます。

熱射病になると命の危険性があります。そのためできるだけ早く体温を下げることが必要です。熱射病の疑いがあればすぐに救急車を呼びます。到着するまでの間に首や足の付け根などに氷や保冷剤などを当てて体温を下げていきます。

足を高くあげたまま手足を末端から中心に向かってマッサージするのも有効です。

意識障害がある人の場合、無理矢理水分を摂らせようとすると誤嚥する可能性もあるため注意が必要です。

乳幼児や高齢者などは脱水症状になっても身体が反応しないということもあり、状態が思っていた以上に悪いということも考えられます。炎天下の中で乳幼児や高齢者が体調不良であれば自己判断をせずに病院に行くことをおすすめします。

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炎天下の中で引き起こされると思われがちな症状ですが、室内でも引き起こされる症状のため室内でもしっかり対策をしていくことが大切です。

とくに湿度の高いときに起こりやすく、部屋を閉め切っていたりエアコンを使用していないことで夜間でも外気と比べて室温が高いことがあります。

また、火を使って料理をするキッチンは、熱と蒸気による湿気が発生してしまい高温多湿の環境になるため注意が必要な場所といえます。

 

熱中症は大丈夫と思っていてもどんどん症状が悪化していってしまいます。

予防するためには35℃以上の環境下では運動などの長時間にわたる活動は行なわないようにする、室内では扇風機やエアコンを使って室温を下げながら温度調節をする、こまめに水分を補給をして脱水症状を防ぐようにしたり、吸湿性や通気性の良い服装を心がけることや直射日光がある場合には帽子を着用していくことなどが大切です。

予防する食べ物としては、カリウム、ビタミンB1、クエン酸などの含んだ食品を積極的に摂取していくことをおすすめします。

具体的なものとしては、クエン酸やミネラル、塩分が多く含まれている梅干し、水分が多くカリウムが含まれている塩をかけて食べることで熱中症予防に効果的なスイカ、カリウムが多く含まれておりさまざまな料理に使うことのできるじゃがいも、ビタミンB1が多く含まれている豚肉、ビタミン類が豊富なトマトやキュウリなどの夏野菜が良いとされています。

飲み物としてはスポーツドリンク以外にもナトリウムやクエン酸の入ったレモネード、リコピンなどが含まれるトマトジュースなどが効果的です。

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